クラウチ!
バインド!
セット!
スクラムで組む時のレフリーの掛け声です。
「クラウチ」で身をかがめ、「バインド」は両チームのフォワードが相手とつかみ合い、「セット」で当たります。
ラグビーでは、レフリーがマイクを付けているので、何を言っているかよく聞こえます。
はじめ、何を言っているんだろう?と思っていたけど、何度も試合を見ている間にわかるようになりました。ラグビーの試合は、反則とかが出ると、解説がテレビに出てくれるので、解りやすいです。
だいぶルールもわかるようになりました。
ルールや反則を知りたい方はこちらをどうぞ。
でも、サッカーよりもラグビーの方がレフリーに権限があると思うのは私だけでしょうか?
サッカーはレフリーにマイクがついてないので、何を言っているかわからないけど、ラグビーのレフリーが選手に説明している時は、選手はみんな素直に聞いて反発するような人もいないし、絶対的権限があるように感じます。
昔の話ですが、興味深い話があります。
1905年の12月、ニュージーランドvsウェールズの試合があり、ニュージーランド代表のボブ・ディーンズが後半、タックルを受けながらも同点トライを決めた。しかし、レフリーの判定はノートライ。ボブ・ディーンズは何も言わずレフリーの判定に従ったとのこと。その後、第一次世界大戦が起こり、ボブ・ディーンズは24歳の若さで亡くなってしまうんですが、彼は死ぬ間際「あれはトライだった」と言い残して亡くなったとのこと。
レフリーに敬意を払い、無言を貫いたボブ・ディーンズ。
今でさえ、ビデオ判定がありますが、100年以上前にはそういったものもなく、レフリーは絶対だったのでしょうね。
レフリーが反則やイエローカードやレッドカードを出した時、選手は素直に従い、時には乱闘も起きるけど、試合が終わるとノーサイド。
危険なタックルをしたり、怪我をさせたりした選手は、控え室にまで行ってその選手に謝ったり。
一見、荒々しい危険も伴うスポーツだけど、内面ではとても紳士的で友情あふれるスポーツだと思います。
2019年ラグビーワールドカップは、日本は負けてしまったけれど、最期の決勝まで見届けたいと思います。
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