現在、20以上の8割以上の男女が、薄毛や白髪、パサつき、スタイリングなど、髪の毛の悩みを抱えているそうです。
2023年8月30日放送の「ホンマでっかTV」で、白髪や薄毛などの髪の悩みに関することをやっていましたので、まとめました!
参照:ホンマでっかTV
薄毛に関する情報
1日1回以上甘い飲み物を飲むと抜け毛のリスクがUPする
中国人男性1000人(18歳〜45歳)に調査したところ、毎日1回(週合計1〜3L)砂糖入り飲料を飲む人は、抜け毛のリスクが30%高くなるそうです。
老化に関係する「糖化」という反応が関係していて、糖質の摂りすぎによって細胞の機能が低下し、髪の毛を作る機能も低下します。また、「糖化」によって血行不良が起こり、髪の毛が生えにくい状況になるそうです。
女性の薄毛悩みが急増している
2010年に男性型脱毛症(AGA)のガイドラインが作成されていますが、2017年には女性型脱毛症(FAGA)の治療ガイドラインが追加されました。
FAGAは、閉経や月経不順など女性ホルモンの低下が関係していることまではわかっていますが、まだ主な原因は解明されていません。
男性の薄毛は母方の隔世遺伝が多い
薄毛遺伝子のアンドロゲンレセプターの活性を高める遺伝子はX染色体にのっています。男性のX染色体は母親からきます。その母親のX染色体はその父親(祖父)からきているので、母方のおじいさんが髪の毛が薄いと自分も薄くなる可能性が高いそうです。
自分の父親が髪の毛が薄くて、母方のおじいさんも薄い場合、だいたい間違いなく髪の毛が薄くなるとのこと。
側頭部のマッサージは薄毛対策に効果的
シャンプーをした後にそのまま側頭部をマッサージすると薄毛に効果的です。特に凝っている人は、指ではなくグーの手で少し痛いぐらいでマッサージするといいそうです。
噛みしめた時にこめかみの筋肉が膨れる人ほど凝り固まっています。
こめかみマッサージでたるみも引き上がるそうですよ。
後ろに強く引っ張る髪型は薄毛の原因に
髪を後ろで束ねる髪型をする人は、牽引性脱毛になりやすいとのこと。引っ張り続ければ続けるほど血行が悪くなり、薄毛の原因になります。
白髪・抜け毛予防には中指薬指小指でシャンプーする
オッケーをした立っている3本の指(中指・薬指・小指)で洗うと適度な強さになり、白髪・抜け毛予防に良いそうです。
頭をスイカの模様だと想像して、首筋から上に向かうように3本の指で優しく洗ってください。上まで行ったらまた下に向かって洗います。スイカの模様状にリンパが流れているとのことです。
中性のアミノ酸系シャンプーがおすすめ
石鹸やボディーソープで身体と髪の毛を一緒に洗ってはいけません。髪の毛にとってアルカリ性の石鹸は絶対ダメ。アルカリ性シャンプーで髪を洗うとキューティクルが剥がれていってしまうので、中性のアミノ酸系シャンプーがおすすめ。
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毎日ガムを噛むと毛が太くなる
年を取ってくるとどうしても髪が細くなってきますが、簡単に髪の毛を太くする方法があります。それは、ガムを噛むこと。
ガムを噛んでる習慣のある人とない人で頭頂部の髪の毛の太さを調べたところ、ガムを毎日食べている人の方が8%髪の毛が太かったそうです。
ガムを噛んでいる間は、頭頂部の血流が44%UP、前頭部は47.1%UPしたとのデータがあり、血流が上がるということは頭皮に栄養成分が行き渡り、髪の毛が太くなるとのことです。
アキレス腱をつまむと痛い人は髪に栄養が届いていない
アキレス腱で血流が悪いかわかります。アキレス腱が綺麗に出ている人はコレステロールが少なくて血流が良いですが、ぼってりしてる、つまんで痛気持ちいい人は血流が悪いので髪まで栄養が行っていない可能性があります。
髪の毛の健康を保つにはビオチンが効果的
「ビオチン(ビタミンの一種)」は髪の毛の原料となるケラチンというタンパク質を作るのに大事な成分です。さらに、髪の毛を健康に保つ「亜鉛」も一緒に摂るといいそうです。
亜鉛は、男性ホルモン・女性ホルモンに大事な成分で、男性ホルモン(テストステロン)が減少すると、頭頂部脱毛の原因になります。
亜鉛摂取におすすめなのが「ブリスボール」
ブリスボールは、ドライフルーツやナッツなど美容健康に役立つ栄養素が含まれたオーストラリア発祥のお菓子のことです。
髪の毛に必要な栄養が入っていて、デーツやプルーンには鉄分、ナッツにはビオチン、カカオには亜鉛が入っています。
全世代の方におすすめです。
40代以降の女性には味噌汁もおすすめ
女性ホルモンを補う「大豆のイソフラボン」は、味噌、豆腐など大豆製品に含まれているので、積極的に摂っていただきたい食材です。
ホルモンバランスの変化で、女性でも男性型脱毛の原因につながる可能性があります。
ワカメの入った味噌汁がおすすめです。
分け目を作らないことで若返って見える
髪が細くなったり薄くなってきたりしたら、スタイリングでカバーすることができます。
35歳以上向けの女性誌では、分け目を作らないというのがヘアメイクさん達のテクニックだそうです。
抜け毛は畑に植えると野菜がよく育つ
抜け毛は悪いことばかりではなく、畑に植えておくと野菜がよく育つそうです。
人間は1日に100本ほど髪の毛が抜けます。江戸時代には、抜けた髪の毛を田畑に混ぜて肥料として使っていました。
ただ、ミミズがいないと髪の毛が分解されません。ミミズが髪の毛を分解し、排泄物(窒素化合物)が土に栄養を与えてくれます。ミミズのいる畑には髪の毛を細かく刻んであげると良いかもしれません。
抜け毛に短い毛があると要注意
髪の毛は1日に100本抜けたとしても大丈夫なんですが、そこに短い毛が混ざっていると要注意です。
髪にはヘアサイクルがあって、2〜6年かけて成長し抜けていきます。ある一定の毛は抜けていきますが、短い毛ばかりが抜けていると進行性の脱毛症のサインです。
短髪の方でも、さらに細く短い毛があったら要チェックです。
鳥肌が立つ人ほど体毛が濃くなる
鳥肌が立つ時、立毛筋によって体毛を立てるんですが、寒いときなどは毛が立つことによって空間ができて暖かくなります。
ハーバード大学の研究で、鳥肌が立ったとき毛を立てるだけではなくて、同時に発毛を促していることがわかったそうです。寒がりな方は体毛が濃くなりやすいので要注意です。
残念ながら頭は鳥肌は立たないそうです。
女性はパートナーの薄毛をそこまで気にしていない
10代〜50代の女性(408人)に調査したところ、夫の薄毛を気にしている人は25%ほどで、気にしない人は75%だったそうです。
男性が薄毛の治療をしたいというと、だいたい出し渋るとのことです。
白髪に関する情報
白髪になるメカニズムは2つあって、
- メラニン(色素細胞)が作られなくなる
- メラニンが毛の根元まで届かない
白髪にならない方法は、残念ながらないそうです。
これを食べたら白髪・薄毛が治る食べ物はないそうですが、栄養不足で白髪や薄毛になっている場合は、その栄養素を補えば元の健康な状態に戻るそうです。
女性の場合、月経があるので鉄分不足になりやすいので、鉄分をたくさん摂るようにしましょう。
白髪が生える場所は遺伝と関係している
髪全体に白髪の生える人もいれば、こめかみあたりに多い人もいますが、白髪の生える場所はほとんど遺伝だそうです。
「白髪を抜くと増える」は絶対にない
抜いた毛の先端に毛球という丸いものが付いていると、もうその毛は機能せずに死んでいます。ただ、同じところから毛が生えてくるというのは、近くの毛が生えているだけです。
白髪は抜いてはダメで、抜けば抜くほど生涯の毛量が減ってしまいます。白髪は嫌だと思いますが、あるだけ良いと思って残しておきましょう。
くせ毛に関する情報
強いくせ毛は太陽の熱から頭を保護するため
髪質が頭部への太陽熱にどう影響するかの実験を、ストレートのカツラとパーマのカツラを被せたマネキンでしたところ、パーマのカツラを被せたマネキンの頭の方が熱くなりませんでした。
これにより、直射日光で頭部が熱くなるのを防ぐためにクセの強い髪質が生まれた可能性があります。
その他髪の毛に関する情報
整髪料を落とすなら最初にリンスで洗うとよい
強めの整髪料(スタイリング剤)をつけている方は、シャンプーではなかなか落ちないこともあると思います。なかなか整髪料が落ちないときは、最初に軽くリンスで洗うことで、整髪料の油分がリンスと混ざり乳化し、よく揉み込むことで綺麗に落ちるそうです。
シャンプーする時は38℃のぬるめがベスト
38℃のぬるめのお湯で髪の毛を洗うと、頭皮への刺激が減り、抜け毛予防になります。さらに、カラーリングの持ちも良くなります。
自然乾燥はドライヤーで乾かすより髪が傷む
長い間濡れた髪でいること(自然乾燥)はドライヤーよりも髪が傷みやすくなります。
ドライヤーを下から当てるとキューティクルが剥がれる
髪の毛を乾かす時、下から乾かすのは絶対ダメです。
キューティクルは上から魚のウロコみたいにかぶさった状態になっています。下から風を当てるとキューティクルが剥がれてしまい、魚のウロコを取っているのと同じだそうです。
ドライヤーを当てる時は、キューティクルの流れに沿うように上から下に風を当てることで、凹凸の少ない髪になります。
ドライヤーを選ぶときのポイントは、風量が大きいもの、軽いものを選んでください。
おすすめ
「髪の潤い」は水分量とは無関係
髪の毛にはセンサーとなるものは何も付いていません。
さらっとした髪はキューティクルが整っていて接地面積が増えます。接地面積が多いと髪の毛に触れた時の指の温度が下がり、水分が多い=潤いがあると勘違いするとのこと。
傷んだ髪の方が水分量が多い
実際は、傷んでいる髪の方が水分量自体は多いそうです。
傷んでいる髪はキューティクルがバサつき表面積が増えます。そこに水分がたくさん付くので、水分量だけ比較すると傷んだ髪の方が多くなります。
実際の「潤い」は水分量とは無関係とのこと。
天使の輪を作るなら頭頂部のキューティクルが重要
キューティクルの凹凸をなくすためにアイロンやドライヤーなどで熱を与え、キューティクルを閉じてあげます。そうすると髪の表面に光が反射し天使の輪ができます。
硬度の高い水で髪を洗うとゴワゴワした仕上がりになる
オーストリアなどヨーロッパは水道水に含まれるミネラル成分(硬度)が高いので、このミネラル成分のカルシウム・マグネシウムがシャンプーの界面活性剤と反応し石鹸垢になります。
この石鹸垢がゴワつきの原因になるそうです。
沖縄・千葉・埼玉県ではシャンプーは泡立ててから洗え
沖縄、千葉、埼玉は、愛知県に比べると3倍くらい水の硬度が高いそうです。その3県にお住いの方は、頭部に直接シャンプーをつけて洗うと石鹸カスができやすいので、まずシャンプーを泡立ててから洗うと良いとのこと。
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