今回、こちらの記事は、わたし自身の日記のような覚書の記事になります。
わたしは今48歳で、身体に更年期のような症状が出ています。出ている症状は、関節痛が主な症状ですが、全身の関節が痛くて結構辛い……。痛い場所が移動したり、時間によって痛くなくなったりするので、その辺りを書いておきたいと思います。
私が突然更年期になってしまった理由
実は去年、乳がんを患い、夏のあいだ約5か月間抗がん剤を受けました。その影響で生理は完全に止まりました。生理が止まれば、やはり更年期のような症状が出るんですが、実は抗がん剤の副作用でも同じような症状があったので、実際のところ、どちらが原因かはわかりません。
ネットで調べてみると、実際、抗がん剤を受けた何人かは関節痛が治らない方もいて、半年ほどで気がついたら痛みがなくなっていた方や、数年経っても痛みが続いている方もいます。
抗がん剤の副作用は、筋肉痛、関節痛、神経痛などが出るタイプのもので、抗がん剤を受けている間は、痛み止めなどで痛みを抑えていました。通常、抗がん剤を受けるのが終われば、そのような副作用は続かないと聞いていたので、もしかしたら更年期の症状なのかもと考え出し、更年期について調べてみることにしました。
年齢によって出てくる更年期の症状なのか、抗がん剤の副作用による症状なのかがわかりませんが、身体の不調も辛いので、いろいろな症状対策をやってみました。
もし、更年期の症状だったらその対策をすれば症状が楽になる可能性があるので、いろいろ調べて試してみることにしました。
更年期障害とは?更年期障害になる主な原因
更年期障害は、その人によっていろいろな症状が出るとのことで、全く何の症状も出ない人もいます(羨ましい!)。
月経が永久に停止する「閉経」を迎える前後5年間、合計10年間を「更年期」と呼び、その期間にあわられる様々な症状のことを「更年期症状」と呼び、その中でも症状の重いものを「更年期障害」と呼びます。
更年期障害の主な原因は、月経が終わりを迎えることによる女性ホルモン(エストロゲン)の減少で、そのほか、加齢やその人の性格、職場や家庭環境など様々な要因が複合的に絡み合って発症すると言われています。
参考サイト:公益社団法人 日本産科婦人科学会
更年期障害とはどういった症状があるの?
更年期障害の主な症状は、大きく3つの症状に分けられます。
- 血流に関する症状
ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など - 身体に関する症状
めまい、動悸、胸が締め付けられるような感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすさなど - こころに関する症状
気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など
これらの中で、一つ二つの症状が出る人もいれば、多くの症状が出て入院する人もいるんだとか。これらの症状が、他の病気が原因で現れているのでないのならば、更年期障害が疑われます。
わたしが今、辛いな……と思っている不調は、
- 関節痛
- バネ指
- 疲れやすい
という不調があります。これらの不調は、更年期でも現れる症状でもあり、抗がん剤の副作用でもあります。バネ指だけは、抗がん剤治療が終わった後に現れたので、更年期の症状の可能性が高いと思います。
抗がん剤を受けていた時はもっと副作用がありました。抗がん剤が終わって半年以上経っているので、普通なら副作用はなくなっているはずなんですが……、今は、関節痛が一番辛いです。
その関節痛も、初めは、かかとや膝、股関節など下半身の関節に痛みを感じていたものが、今では痛みが移動し肩関節が一番痛みが強くなっています。重いものが持てなかったり、手を挙げにくかったりします。四十肩や五十肩のような痛くて完全に挙げられないわけではなく、ゆっくりとであれば手は挙げられます。
それとともに、手の薬指と小指がピョンっと跳ね上がる「バネ指」の症状も出だしました。ばね指は、朝起きた時が一番症状が出て、動いているうちに症状はなくなったり軽くなったりします。
抗がん剤を受けた時に、寝たきりの状態が数ヶ月続いた時期があり、その影響かもしれませんが体力が落ち疲れやすくなっています。
更年期の始まる年齢は?
更年期は「閉経」を迎える前後5年間に始まるとされていますが、日本人の一般的な閉経時期は50歳前後とされているので、45歳くらいから始まる方と思っておいた方がいいかも。ただ、症状には個人差があり、ホルモンバランスに変化のある30代後半あたりから不調が出る人や、一生涯全く何の不調もない人もいます。
先輩方に聞くと、更年期で病院に入院された方もいるし、自分は全く何もなかったという方など、本当にさまざまです。これ以上自分に不調が出ないように祈るばかりです。
プレ更年期について
女性ホルモンのエストロゲンが減少し出すのは30代後半あたりから。その頃から「プレ更年期」かな?という不調が出だす方もいるとのこと。
医学的に定められた期間ではないそうですが、この時期に「頭痛」「めまい」「肩こり」「疲れやすさ」「不眠」「イライラ」「不安感」「月経の異常」などの身体の変化を感じる方も。また、その時期から、脂肪が溜まりやすく痩せにくくなったり、疲れが取れにくくなります。
美容に関することでは、身体の中のコラーゲン量が急激に低下するそうで、肌のハリ弾力やたるみなども起こりやすくなります。
身体や肌の変化が起こりやすい時期なので、生活習慣や運動習慣、スキンケアなど見直すことも大切です。
エストロゲンが減ることで出てくる不調とは?
女性ホルモンのエストロゲンが減ることで、
- 肌のハリツヤ不足ココロと
- 髪がパサつく
- 疲れやすい
- やる気がない
など、ココロとカラダに不調が出てきます。年齢を重ねるごとに女性ホルモンは減っていく一方ですが、実は腸内でエストロゲンに似た働きをする成分があります。それが、「エクオール」です。
エクオールを腸内で作れる人は50%しかいないという話
実は、日本人でエクオールを作れる人は2人に1人、つまり50%しかいないと言われています。
エクオールは、豆腐や納豆、豆乳など大豆製品を食べることにより、腸内の細菌に分解されて作られます。エクオールを自ら作れる人でも、毎日身体から排出されてしまうので、定期的にエクオールを摂取した方がよいでしょう。
エクオールを作れない人は、大豆製品を食べて腸内環境を整えれば、いずれ作れるようになるかといえば、その可能性は低いようです。ですが、大豆製品は、タンパク質も豊富でサポニン、オリゴ糖などの栄養もあるので、積極的に食事に取り入れ、加えてエクオールのサプリを採るのか望ましいです。
エクオールが作れるかどうかチェックする方法
自分がエクオールが作れるかどうかチェックするには、婦人科を受診して調べてもらう方法と、郵送して調べてもらう方法があります。
婦人科では、「ソイチェック」という尿検査でエクオールを作れるかどうかを調べることができます。
郵送で調べてもらう方法は、婦人科と同じ尿検査で調べる方法と、便を採取して調べる方法の2パターンあります。
便を採取して調べる方法は、実際に腸内にどのような細菌がいるかを調べることができ、下記4項目を調べることができます。
- 「エクオール」を作れるか作れないか
- 「ヤセ菌」を持っているか持っていないか
- 「幸せホルモン」が足りているか足りていないか
- 「腸内環境」のバランスは整っているか
腸内フローラの状態をA〜Eという判定で、スマホやパソコンなどで受け取ることができます。こちらは、病気の診断をするものではなく生活習慣を見直すためのヘルスケアチェックになります。
尿検査よりも便を採取する方が、実際の腸内の細菌を調べられるのでおすすめです。
エクオールを摂ると期待できる効果とは
エクオールを摂ることで次のような悩みに効果が期待できるとのこと。
- PMS(月経前症候群)の軽減
- 乳がんの予防
- 更年期障害
- 骨粗鬆症
- 脂質異常症(高脂血症)
- 高血圧
- 肥満
- 肌の老化、たるみ
- 白髪、薄毛
- 腟の乾燥感(萎縮性腟炎)
- 関節痛(特に手の関節の痛み・へバーデン結節)
参考サイト:産婦人科クリニックさくら
私は、今は特に関節痛をなんとかしたいですが、乳がんもなったし、更年期障害、骨粗鬆症などまだ出ていない悩みにも対応していかないといけないので、エクオール摂ろう!と思いました。
肌の老化、たるみ、白髪、薄毛など、美容に関することまで効果が期待できるなら、エクオール+他の成分も配合されているサプリだと一石二鳥でエイジング対策できる!そんなサプリを探してみるのもいいかも。
まとめ
更年期は、人によって症状も様々だし、ちょっとした不調が実は更年期だったということもあるかもしれません。一番は、病院に行って診断を受けてみるのが一番確実ですが、他人と悩みも共有しにくい、病院に行くのもなんだか気がひけるという方は、まずは、自分でできることから始めてみましょう。
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