化粧品を成分から探すという方は、「ナールスゲン®」という成分名を聞いたことがある方もいるかもしれません。「ナールスゲン®」は、肌に対してどのような作用をするのか、どのような効果があるのか、どんな成分なのか詳しく調べてみました。
ナールスゲン®とは?
「ナールスゲン®」は、京都大学と大阪市立大学大学院の共同研究によって、作られたエイジングケアが期待できる美容成分です。
「ナールスゲン®」を肌になじませると、ヒトの表皮や真皮の細胞を活性化する働きがあることがわかっています。
表皮では、
- 抗酸化物質のグルタチオン(ペプチド)の産生を促進
真皮では、
- 線維芽細胞を活性化しコラーゲンの産生を促進
- エラスチンの産生を促す
- ヒアルロン酸の産生を高める
- コラーゲン・エラスチンの働きをよくするためのヒートショックプロテイン(HSP47)の産生を増やす
といった作用をします。
つまり、表皮で抗酸化作用のあるグルタチオンを増やし、真皮では弾力のもととなるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を増やしてくれます。そして、ヒートショックプロテイン(HSP47)が細胞を保護し傷ついた細胞を修復してくれます。
これらの働きによって、皮膚のバリア機能を正常化し、肌のハリや弾力を保つことが期待できます。 外的刺激やストレスなどでトラブルを受けた肌を、整えてくれるのが「ナールスゲン®」の働きになります。
肌の構造
ナールスゲン®の肌に対する効果とは?
「ナールスゲン®」は、
- 紫外線から肌を守る
- 肌のハリ、弾力の増加
- 肌のうるおいの増加
- 小じわの軽減
が期待できる成分です。
細胞内でのコラーゲンの産生量が2~3倍に、肌のハリを保つ成分であるエラスチンの産生量も1.5倍以上に増加することが確認されています。
ナールスゲン®の安全性は?
「ナールスゲン®」は、専門家により
- 化粧品の安全性評価に関する指針」(日本化粧品工業連合会)に基づく試験
- ヒトモニター実験(3ヶ月間、3回)
などの試験を行っており、毒性や副作用、皮膚トラブルなどは認められていません。また、安定性に対する試験では48週間もの間、濃度の低下が認められませんでした。
ナールスゲン®をおすすめする人
「ナールスゲン®」の配合された化粧品は、以下の方におすすめします。
- 肌のハリ、弾力不足に悩んでいる方
- 日焼けに気をつけている方
- 小じわが気になっている方
におすすめします。
日々の生活で、紫外線や排気ガスなどの外的刺激は避けることができません。誰もが年齢を重ねていく中で、ご自身で出来る範囲のスキンケアをしていくことで未来の自分が変わってきます。
上記に当てはまる人は、ぜひ、「ナールスゲン®」の配合されている化粧品を試してください。
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