米津玄師さんの『馬と鹿』いい曲ですね☺️
TBSの「ノーサイド・ゲーム」の主題歌ですが、ラグビーのドラマだっただけに、今、白熱している「ラグビーワールドカップ2019」の話題が出るとよく流れます。
でも、なぜに『馬と鹿』と書いて、『バカ』と読むのでしょう。
疑問に思ったので調べてみました🔍
とのことですが、なぜ『馬』と『鹿』なのか。
『馬』と『鹿』はバカな動物なの?と思ってしまうんですが、そうではないみたいです。いろんな説があるのでひとつずつ紹介します。
『馬鹿』の由来
調べたところ、5つの説があるそうです。
1.サンスクリット語の読み方から
実は、サンスクリット語で「無知」や「迷走」を『baka』と発音するそうで、その当て字で『馬鹿』と書くという説があります。『バカ』という言葉が使われだしたのは、鎌倉時代末期頃からで、室町時代には『バカ』の異表記で「母娘」「馬娘」「破家」という表記で使われていたそう(文明本説用集)。
2.「史記」の中の故事から
もうひとつ、中国の「史記」からとったという説もあります。
秦の趙高が二世皇帝に、鹿を「珍しい馬がおります」と言って献上したのだとか。二世皇帝は「鹿ではないのか?」と聞き返したそうですが、家臣たちは趙高を恐れて、みな口をそろえて「馬でございます」と答えたそう。趙高に不満がある家臣たちは「鹿でございます」と答えたが、『鹿』と答えた家臣たちはみな処刑されたそう。このことにより、自分の権力を笠に着て、矛盾したことを押し通すことを『馬鹿』というようになったとか。しかし、漢文では『鹿』は「か」でなく「ろく」と読むので、この故事が『馬鹿』の由来とは考えにくい。
3.破産した家のこと
破産するという意味の「破家」から、「破産するほど愚かな者」=「破家者」→『馬鹿者』となったという説もあります。
4.「白氏文集」から
「白氏文集」とは、中国唐の文学者、白居易の漢詩文集のこと。
その「白氏文集」の中に、裕福な馬氏が散財して家が荒れ果てたという漢詩があり、「馬家の者」→『馬鹿者』になった説。
5.若者から?
「若者」の読みが転じて『馬鹿者』となった説。
これは「若者」にちょっと失礼のような…?
まとめ
以上が、『馬鹿』の由来でした。なかなか興味深かったです。
わたし的には、「1.サンスクリット語の読み方から」が一番しっくりきました。みなさんはどう思いましたか?
馬と鹿 (映像盤(初回限定)) (CD DVD(紙ジャケ)) (特典なし) 新品価格 ¥1,388から |
▼おすすめ記事▼
▼クリック!応援お願いします!▼
コメント