コーヒーは好きで、カフェとか家でよく飲んでいるんですが、ふと思うことがあるんです。「カフェオレ」と「カフェラテ」の違いってなんなんだろう?
「カフェオレ」も「カフェラテ」もコーヒーとミルクを混ぜた飲み物なんですが、何に違いがあるんだろうかということをまとめてみました。
カフェオレ
「カフェオレ」は、フランス語で「café au lait」と書きます。英語に訳すと「cafe with milk」。つまり、コーヒーとミルクを混ぜたものなんですが、「カフェオレ」のコーヒーは、「ドリップコーヒー」になります。
「ドリップコーヒー」は、挽いた豆をペーパーフィルターごしに抽出していくコーヒーの淹れ方で、皆さんが思い描くコーヒーの作り方だと思います。
![ドリップコーヒーの淹れ方](https://daizumayuge.com/wp-content/uploads/2020/10/a3cf42e9-a2ef-4766-a5ed-a6b788fb7892.png)
淹れたばかりの「ドリップコーヒー」に温めた「ミルク」を混ぜれば「カフェオレ」が出来上がります。
カフェラテ
「カフェラテ」は、イタリア語で「caffè e llatte」と書きます。英語に訳すと「cafe and milk」。つまり、コーヒーとミルクという意味になります。
「カフェラテ」のコーヒーは、「エスプレッソ」を使っています。ごく細かく挽いたコーヒー豆を高圧・短時間で抽出された「エスプレッソ」は濃厚な味わいで苦味とコクの強いコーヒーになります。
![エスプレッソの淹れ方](https://daizumayuge.com/wp-content/uploads/2020/10/53d9f9f8-2d6b-41d1-980a-038f2c6950ab.png)
上の画像のようなエスプレッソマシーンを使えば美味しい「エスプレッソ」が淹れられます。お家でも「エスプレッソ」を淹れたい場合、家庭用のエスプレッソメーカーがありますので、「カフェラテ」もお家で作れますよ。
私はこちらのIHでも使える、エスプレッソメーカーを使っています。
そして、「カフェラテ」で使うミルクは「フォームドミルク(泡立てられたミルク)」が使われていて、クリーミーな味わいになります。お店で出る「カフェラテ」は高温のスチームで作られますが、お家では泡立て器で作れます。
私は、少しだけ泡だった「フォームドミルク」が好きなので、手動で泡立て器で泡立てますが、電動のものもありますので探してみてください。
![](https://daizumayuge.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
カプチーノ
「カプチーノ」は、イタリア語で「cappuccino」と書きます。「cappuccino」の意味は、修道士の服からとった説や、ミルクの泡が蓋(cappuccioには「蓋」の意味もある)に見えた説など、語源はいろいろなようです。
カプチーノ(カップッチーノ)という言葉は、元来はカトリック教会の一派であるカプチン会の修道士のことを指し、彼等が着るフードのついた修道服、カップッチョ(cappuccio、「頭巾、フード」の意)にちなむとされる。より具体的には、カプチーノの茶色が修道士の服の色と似ていたから、という説や、エスプレッソに浮かんだミルクの泡を蓋に見立てたから(cappuccioには「蓋」の意味もある)という説、さらに白い泡をコーヒーが囲む様子が、頭頂部のみを剃髪した修道士の髪型に似ているから、という説もある。
Wikipediaより引用
「カプチーノ」は「カフェラテ」と同様に、「エスプレッソ」と「フォームドミルク」を混ぜたコーヒーなんですが、「カプチーノ」の方がより泡立てられたミルクが使われています。
![カプチーノ](https://daizumayuge.com/wp-content/uploads/2020/10/26fabff2-bd62-4a18-82e7-0a5a4a20be54.png)
味わいとしては、ミルクがより泡立てられている分だけ、ミルクの分量は「カフェラテ」よりも少なくなるので、「カプチーノ」の方がコーヒーの味わいが強くなります。
泡立てられているから、よりクリーミーになるかと思いきや、ミルクの分量が減るのでコーヒーの味は「カプチーノ」の方が強くなるんですね。意外でした。
マキアート
「マキアート」は、イタリア語で「macchiato」と書きます。「macchiato」はイタリア語で「染みのついた」という意味で、液体に残るミルクの模様が染みに見えることからこの名前がついたそうです。
![マキアート](https://daizumayuge.com/wp-content/uploads/2020/10/be8ecc7b-314c-4a02-9af3-6a583e252d87.png)
「マキアート」というと、キャラメルマキアートを思い浮かべる方も多いと思いますが、本場イタリアの「マキアート」はエスプレッソ3:ミルク1の割合で作られます。
キャラメルマキアートは甘いコーヒーのイメージですが、本場の「マキアート」はエスプレッソのパンチの効いた飲み物になります。
フラットホワイト
「フラットホワイト」は、英語で「Flatwhite」と書きます。「フラットホワイト」は、オーストラリアやニュージーランドで人気のコーヒーで、「エスプレッソ」と「フォームドミルク」を混ぜて作られます。
「エスプレッソ」と「フォームドミルク」だと、カフェラテやカプチーノと何が違うの?ということになるんですが、「フラットホワイト」はよりきめ細かな「フォームドミルク」が使われています。
![フラットホワイトのイメージ](https://daizumayuge.com/wp-content/uploads/2020/10/bd2d251a-af31-4540-9f4c-45d2347ef7d3.png)
そして、カフェラテやカプチーノより少量のミルクで作られますので、よりコーヒーの味わいが強くなります。コーヒーの味わいの強さで比べると、「フラットホワイト>カプチーノ>カフェラテ」の順番になります。
最近では、日本でも「フラットホワイト」を出すお店が少しずつですが増えてきているようです。もし、お店で「フラットホワイト」を見つけたら、注文してみて味わってみるのもいいかもしれません。
カフェモカ
「カフェモカ」は、「エスプレッソ」に「フォームドミルク」、「チョコレートシロップ」を混ぜた甘いコーヒーです。お店によっては「ホイップクリーム」をのせたところもあります。
![カフェモカのイメージ](https://daizumayuge.com/wp-content/uploads/2020/10/6dd2a31d-34d7-44cb-9348-067fad61144e.png)
コーヒーの中ではデザートの意味合いが強くなり、疲れた時や、ほっとしたい時に飲みたくなります。
お家で作る時は、「チョコレートシロップ」でなくても、固形のチョコレートやココアを入れてアレンジして作るのもいいかもしれません。
まとめ
では、結局それぞれのコーヒーで何が違うかというと、
✔️コーヒーの淹れ方(ドリップコーヒー・エスプレッソ)
✔️ミルクとの割合
✔️フォームドミルクの泡立ち方
が違うことになります。それぞれの違いによって呼び方が変わってきます。
わかりやすく表にまとめてみました。
コーヒー | コーヒー:ミルク | 泡立ち | |
カフェオレ | ドリップコーヒー | 5:5 | なし |
カフェラテ | エスプレッソ | 3:7 | 普通 |
カプチーノ | エスプレッソ | 2:8 | より泡立った |
マキアート | エスプレッソ | 3:1 | 少量 |
フラットホワイト | エスプレッソ | 1:2 | よりきめ細か |
カフェモカ | エスプレッソ | ー | +ホイップクリーム |
コーヒーとミルクの割合は一般的な割合になりますので、お店によって違いますので比較として捉えてください。
こちらを参考にして、お店などで注文してみてくださいね。
![](https://daizumayuge.com/wp-content/uploads/2020/04/img_0659-160x90.jpg)
![](https://daizumayuge.com/wp-content/uploads/2020/05/img_2075-160x90.jpg)
![](https://daizumayuge.com/wp-content/uploads/2020/04/らでぃっしゅぼーや-160x90.png)
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