「Brater」薬用美白エッセンスには、。美白成分、保湿成分、エイジングケアの成分などたくさんの美容成分が入っています。どんな成分なのか詳しく調べてみました。
「Brater」に入っている美白有効成分について
「Brater」には「医薬部外品」にしか配合できない美白有効成分が3つ入っています。その他、「化粧品」にも配合できるものも合わせると、合計9つの美白有効成分が入っているんです。
一つずつどんな美白有効成分なのか調べたので見ていきましょう。
美白有効成分1:トラネキサム酸【医薬部外品専用】
「トラネキサム酸」はアミノ酸の一種で、シミやニキビに有効性のある成分です。シミに関して言うと、シミを作るメラノサイトの活性をブロックしてくれます。メラノサイトというのは、シミの元のメラニンをつくりだすところで、「トラネキサム酸」がメラニンを作る出すのを初期の段階で阻害してくれます。
「トラネキサム酸」は、病院で止血剤や抗炎症剤として内服薬として出されることもあります。また、口内炎の薬や、歯磨き粉にも入っています。
「トラネキサム酸」には、副作用もありますが、副作用の起きるリスクはとても低いと言われています。皮膚のかゆみ、食欲不振、吐き気や嘔吐、下痢、胸やけ、眠気、頭痛、めまいなどですが、化粧品に配合され皮膚から吸収する「トラネキサム酸」のは少量なので、副作用の心配はないと思いますので安心してください。
美白有効成分2:アルピニアカツマダイ種子エキス【医薬部外品専用】
中国伝統植物の1つ、ショウガ科の「アルピニアカツマダイの種子」から抽出されて作られます。
「アルピニアカツマダイ種子エキス」は、お肌のメラニンブレーキシステム「PLDシグナル」を活性化してくれるそうで、メラニン色素を作るのを邪魔してくれます。
近年の研究で、抗炎症、抗菌、抗カビ作用があることもわかったそうです。
「1,3-ブチレングリコール」という名前で表記されている場合もありますので、成分に興味ある方は、成分表記で探してみてください。
美白有効成分3:党参抽出物加水分解液【医薬部外品専用】
「党参抽出物加水分解液」は、中国で取れるキキョウ化ツルニンジン属「ヒカゲノツルニンジン」の根から作られます。
「党参抽出物加水分解液」は、メラノサイトが持っている「チロシナーゼ」という酵素の活性を阻害してくれます。つまり、メラノサイトの活性を妨げてくれるので、シミの発生を防いでくれます。
また、細胞の核の変形も抑制してくれます。核が変形すると、たんぱく質分解酵素が増え、お肌のぷりぷり感を保つ「コラーゲン」や「エラスチン」を分解してしまうそうです。「コラーゲン」や「エラスチン」が分解されてしまうと……そう、シワになります。
参照サイト:POLA ORBIS HOLDINGS(NEWS RELEASE 2012/10/28)
シミとしわを防いでくれる、とっても実力のある成分ですね!
いかにも漢方薬な名前ですが、その通りで漢方にも使われます。漢方では、内臓機能をあげ、活力を高めてくれるそうです。
美白有効成分4:ビタミンC誘導体
「3-O-エチルアスコルビン酸」というビタミンC誘導体が入っています。
「ビタミンC」は、単体では空気中で壊れやすく、肌に吸収されにくい成分です。でも、「ビタミンC誘導体」なら、肌に浸透し、肌の奥で「ビタミンC」の働きをしてくれます。
「ビタミンC」は、メラニン色素の合成を抑制し、さらにできてしまったメラニン色素を薄くします。コラーゲンの生成を助け、肌の新陳代謝も整えてくれる素晴らしい成分です。
「3-O-エチルアスコルビン酸」のビタミンC含有量は86%。しっかり働いてくれそうです。
美白有効成分5:プルーン酵素分解物
プルーン(セイヨウスモモ)の果肉を分解して得られる成分が「プルーン酵素分解物」です。この「プルーン酵素分解物」には、お肌の表皮がメラニンを取り込むのを抑制する働きがあります。
シミができる工程は、紫外線・ストレス・大気汚染などで肌の表皮の一番下にあるメラノサイトが刺激され、メラニンをどんどん作り出していき、表皮の表面に現れるとシミになります。でも、そのメラニンが表に出てこなければ黒く見えないわけです。
「プルーン酵素分解物」は、たとえメラニンができてしまっても、それを肌の表皮細胞に受け渡すのを阻害する働きがあるので、シミになってこないのです。
参照サイト:一丸ファルコス株式会社
つまり、この「プルーン酵素分解物」が入った美白美容液を使い、ターンオーバーを続ければ、シミが薄くなっていくことを期待できるということになります。
とっても、期待のできる成分です。
美白有効成分6:油溶性甘草エキス
「油溶性甘草エキス」は、「グラブリジン」という成分を含み、シミができる時にメラノサイトから発生する「チロシナーゼ」という酵素ができるのを阻害する働きがあります。つまり、シミができにくくなるということになります。
「βアルブチン」「アスコルビルグルコシド」「ビタミンC」などの成分も、「チロシナーゼ」ができるのを阻害する働きがあるんですが、この「グラブリジン」の方がより強く阻害してくれるとのことです。
そして、「Brater」は、独自のカプセル技術でこの「グラブリジン」をナノ化(小さく)してカプセルに閉じ込め配合しています。角質のより深くまで浸透させ、より美白力がアップしています。
さらに、モルモットに人工紫外線のUV-Bを当てる試験を行ったところ、10%「ハイドロキノン」より1%の「油溶性甘草エキス」がメラニン生成をより強く抑えたという報告もあったそうです。
参照サイト:読んで美に効く基礎知識(美白剤)
「ハイドロキノン」は、アメリカでよく使われている美白剤ですが、2001年から日本の化粧品にも配合されるようになりました。刺激が強く、細胞毒性があり、長期間使い続けると白班(肌がまだらになる)になることもあるそうなので、むやみに使わないほうが良いそうです。クリニックでの処方が安心です。
美白有効成分7:アセチルチロシン
「アセチルチロシン」は、日差しを浴びて活発になった黒色メラニンの増加を抑える作用があります。
さらに、佐賀大学の研究で、「アセチルチロシン」は、過剰な活性酸素を除去し、細胞レベルでストレスに対抗してくれるアンチエイジング効果が期待出来るそうですよ。
参照サイト:佐賀大学
美白有効成分8:牡丹エキス
「牡丹エキス」は、紫外線による炎症を抑えます。他の美白成分は紫外線によって引き起こされるメラニン産生を抑制するものが多いのですが、「牡丹エキス」はその前段階の炎症を抑える働きがあります。
シミができる時、「紫外線を受け>炎症が起き>メラノサイトがメラニン産生」という順番で肌がダメージを受けていきますが、この「炎症が起きる」のを抑えてくれるのです。
参照サイト:マンダム(News Release 2010/12/1)
美白有効成分9:カッコンエキス
「カッコンエキス」は、保湿してくれ、コラーゲンを作り出すのを促進してくれ、さらに、「党参抽出物加水分解液」「油溶性甘草エキス」と同じように、「チロシナーゼ」を抑えてくれる働きもあります。
「チロシナーゼ」というのは、シミができる時にメラノサイトから発生する酵素で、この「カッコンエキス」はシミができるのを妨げてくれます。
「Brater」に入っている13種類の保湿成分
「Brater」には、13種類の保湿成分が入っています。その13種類の保湿成分は以下の通りです。
トリプルヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na-2、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、加水分解ヒアルロン酸)、エクトイン、アマチャヅルエキス、BG(ブチレングリコール)、濃グリセリン、1,2ペンタンジオール、水添大豆リン脂質、ステアロイルフィトスフィンゴシン、水溶性コラーゲン液-4、加水分解コラーゲン末、プルーン酵素分解物、セイヨウナシ果汁発酵液
この中で特記すべきものは、「トリプルヒアルロン酸」と「エクトイン」「アマチャヅルエキス」です。
「トリプルヒアルロン酸」て何が違うの?
「ヒアルロン酸Na-2」「アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム」「加水分解ヒアルロン酸」の3つを合わせて「トリプルヒアルロン酸」と呼んでいるんですが、何が違うんだろうと疑問に思って調べました。
「ヒアルロン酸Na-2」について
「ヒアルロン酸Na-2」は、粘性があり、肌表面をカバーしてくれる「ヒアルロン酸」です。角質層まで浸透した美容成分を肌表面をカバーすることでキープしてくれます。
「アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム」について
「アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム」は、肌の皮脂膜と相性が良く、馴染みやすい「ヒアルロン酸」です。通常の「ヒアルロン酸」の2倍の保水力があり、長時間うるおいを持続してくれます。
「加水分解ヒアルロン酸」について
「加水分解ヒアルロン酸」は、加水分解し分子量をより小さくした「ヒアルロン酸」です。とても小さい分子なので、肌への浸透力がとても高いのが特徴です。こちらも、通常の「ヒアルロン酸」の2倍の保水力があります。粘性は少なくサラサラしています。
「ヒアルロン酸」と同じ名前が付いていても、構造や働きが違うんですね!
「ヒアルロン酸」は、もともと人間の体内に存在する成分で、真皮のコラーゲンとエラスチンの間を埋めている成分です。年々、お肌の「ヒアルロン酸」も減っていくので補充していくのが必要です。
「エクトイン」とはどんな保湿成分?
「エクトイン」は、持続性の保湿アミノ酸で、短時間でコラーゲンの分泌を早めてくれます。
株式会社ファンケルの研究では、真皮の中の線維芽細胞に「エクトイン」を添付した結果、コラーゲン分泌が徐々に促進され、100時間後には最大8倍も増加する結果が得られたそうです。
保湿には素晴らしい成分だと思います。使い続けると、お肌がぷりぷりになっていくことが想像できます。
参照サイト:株式会社ファンケル(プレスリリース 2021/7/26)
「アマチャヅルエキス」とはどんな保湿成分?
「アマチャヅルエキス」は、たんぱく質の「アクアポリン」を活性化する働きがあります。「アクアポリン」とは、細胞と細胞の間に存在し、水の通り道となる役割をします。
「アクアポリン」が増えることで、細胞がうるおい、ハリや出て、お肌のキメも整います。
参照サイト:ステラシード株式会社(プレスリリース 2020/2/12)
「Brater」に入っているエイジングケアの成分
「Brater」には、幹細胞レベルで老化を食い止める成分が入っています。
カモミラエキス
「カモミラエキス」は、幹細胞を活性化し老化を食い止めてくれます。
幹細胞というのは、自分を複製(コピー)する能力と、さまざまな細胞に分化する能力を持っている特殊な細胞です。つまり、肌を再生してくれる細胞ということですね。
どんどん肌を再生して、ターンオーバーを正常化させてくれる大事な成分です。
スターフルーツ葉エキス
「スターフルーツ葉エキス」は、コラーゲンとヒアルロン酸を作り出すのを促進させる働きがあります。また、シミの原因メラニンをつくり出すメラノサイトの抑制もしてくれます。
紫外線は、シミを作り出すだけでなく、真皮の中のコラーゲンをつくり出すサイクルを乱し、しわやたるみを引き起こします。
「スターフルーツ葉エキス」は、シミに対しても、しわやたるみに対しても効果が期待出来る成分になります。頼もしいです。
参照サイト:化粧品成分オンライン
まとめ
「Brater」薬用美白エッセンスには、とてもたくさんのお肌にいい成分が入っていました。
実際、私もこの「Brater」薬用美白エッセンスを使っていますが、使い出してからお肌のぷりぷり具合が変わり保湿効果はすぐに実感できました。シミへの効果は、もうしばらく使っていかないとわかりませんが、シミへの効果も期待しています。
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